VR道を往く!

VRとかUnityとかそういう話中心に。

oculus utilities for Unity 1.5が出てる

表題の通りoculus utilities for Unityの1.5が出てますね。一応チェック。

さらばOVRPlugin

以前のバージョンのutilitiesで必要だったOVRPluginはUnity5.3.4p5からUnity本体に含まれるようになったのでもうありません。 ovr utilitiesのunitypackageをインポートするだけでOKです。 特に理由がなければ最新のバージョンのUnityを使っていきましょう。

その他設定の詳細は過去の記事をご参照ください。

vr-cto.hateblo.jp

OVR Screenshot: シーンのCubemapテクスチャ作成

360度全方位のスクリーンショットが撮れるOVR Screenshotなる機能が加わった模様。

まあ要は前からUnityに実装されていたCubemap書き出しの関数Camera.RenderToCubemap()を 手軽に使えるウィザードを用意した、という話です。 RenderToCubemap関数自体は以前から実装されているUnityの機能なので特に目新しくはないですが、コーディング無しで書き出せるので便利かもですね。

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[Tool]->[Oculus]->[OVR Screenshot Wizard]でウィザード起動。 ウィザードではスクリーンショットを撮影する中心のオブジェクト、画像サイズ、 出力形式(UnityのCubemap形式のアセットか、横並び6面のjpegもしくはpng画像)を指定できます。

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CubemapはSkyboxマテリアルに入れることで環境マップも簡単に実現。

ただどうせなら正距円筒形式のパノラマを書き出してくれる機能だったらもっと使いどころがあったのにと思います。

ちなみに僕はシーンのパノラマ画像を生成するのにはこのアセットを使っています。

VR Panorama 360 PRO Renderer

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連番画像での書き出しに加え、mp4圧縮まで同時に行える優れものです。 そしてステレオパノラマにも対応。$40とちょっと値は張りますが、この機能なら納得の価格かと。